スコアが110くらいになってくると、100切りが目標になります。
ただ、110から100切りまでって意外すんなりいかないんですよね。
そこで、あと一歩の100切りを達成するためのコツを、各分野に分けて紹介します。
1. コースマネジメント
ゴルフでスコアを出すためには、キレイなゴルフスイングやドライバーの飛距離についつい目が行きがち。
なのですが、実は100切りに最も大事なのはコースマネジメントです。
コースマネジメントと言うと難しく感じてしまいますが、カンタンに行ってしまえば良いスコアをだすための考え方。
運任せで目の前のボールをただ打っていくだけではなく、ちょっとした考え方を知っておくだけで100切りがものすごくカンタンになります。
1-1.OBを避ける

OBは100切りの最大の敵。
OBの時点でダブルボギー以上がほぼ確定してしまうので、できる限り避けたいのがOB。
OBさえ無ければ、全てのホールをダブルボギーでラウンドするだけでスコアは「90」になります。
100切りではOBを無くす必要はありませんが、できるかぎりOBしないマネジメントが必要です。
OBのほとんどががティーショット
OBの多くが、ティーショットのドライバーではないでしょうか?
実は、ティーショットOBの原因の多くが、目標に対して正しくアドレスできていないことなんです。
練習場と違ってマットや基準線の無いティーインググラウンドでは、まっすぐ立つことが難しくなってしまうんです。
普通にアドレスしてしまうとゴースの錯覚や緊張で、目線・肩のライン・足の向きがバラバラになってしまいます。
バラバラのアドレスのままショットをすれば、あらゆるミスが起こってしまいます。
つまり、ティーショットは練習場と同じようにアドレスできるだけで、OBの可能性をグッと減らすことができるんです。
練習場と同じようにアドレスする
具体的には、「スパット」(目印となる色の違う芝、木の葉やディポット)を使う事で、驚くほどスクエアにアドレスできるようになります。
普段から練習場でもスパットを使ってアドレスすることで、実際のティーショットでも自然とスクエアにアドレスができるようになります。
1-2.ダブルボギーペースでラウンドする

ダブルボギーは規定打数である「パー」に2打を加えたスコア。
パー4であれば6打、パー3であれば5打、パー5であれば7打です。
パー | ボギー | ダブルボギー | |
パー3 | 3 | 4 | 5 |
パー4 | 4 | 5 | 6 |
パー5 | 5 | 6 | 7 |
ダブルボギーで18ホールを回ると、スコアは108になります。
無理しないから大叩きしない
100切りを目指すには、大叩きするホールを減らす必要があります。
あるホールでパーが取れても、あるホールで10打叩いてしまうようなゴルフではスコアを作ることができません。
それよりも、できるだけ安全な方法で18ホールを通じてラウンドして大叩きが無くなる事で、スコアが縮まっていきます。
コースごとに、ダブルボギーで上がれるように考える事で、
- ミスでもヘコまない
- ミスしても目標達成できる
- 良いショットがでればパーやボギーも狙える
といったメリットがあります。
高確率でダブルボギー・ボギーでラウンドする考え方
ダブルボギー・ボギーで18ホールを回るのに難しいスキルは必要ありません。
100を切るには100を切るための「レシピ」があるようなもので、90や80のレシピもあります。
良いスコアを狙おうとすればするほど、さまざまなスキルが必要になってきます。
ゲームにも難易度(低・中・高)とあるように、ゴルフでもスコアごとに難易度が上がります。
(ゴルフの中では)難易度が低い100切りを目指すのに、プロや上級者と同じ「難易度高」のゲームをしてしまえば、ゴルフが必要以上に難しくなってしまいます。
まずは、100切りの難易度に必要なゲームの進め方を学ぶのが近道です。
1-3.グリーン狙いは100ヤード以内

100切りを目指すのなら、全てのショットでグリーンを狙う必要はありません。
グリーンを直接狙うショットは、100ヤード以内程度にします。
理由は、グリーンの周りにはたくさんのトラップ(罠)が仕掛けられていて、ゴルファーがスコアを崩すように造られているからです。
たとえば、グリーン周りのガードバンカーはグリーンを狙うショットに対しての罠。
深いラフや急な斜面、グリーン面が高くなっている砲台グリーンなどもあります。
スーパーショットよりもリスク回避
ピンが見えるショットではベタピンのスーパーショットを想像してしまうと思いますが、実際にはなかなか上手くいきません。
というのも、100切りを目指すレベルでは100ヤード以内のグリーンオン率は30-40%程度しかありません。
残り60-70%は、運良くトラブルを逃れるか、まんまとトラップにハマってしまうかのどちらか。
運良くトラブルにならなければラッキーですが、トラップにハマってしまえば確実にプラス1打以上を損してしまいます。
それよりも、確実にトラップのリスクを避けてショットを組み立てる方が計画的で簡単にスコアを出すことができます。
つまり、ピンを狙う状況と狙わずに安全ルートに逃げる判断が必要となります。
罠にハマらないルートを探す
たとえば残り150ヤードでピンが見えたとしても、7番アイアンを持ってピンを狙いにいくのが常に正解ではありません。
- 自分が打てる(打てそうな)ショットで
- ミスしてもトラブルにならなさそうな確率
を、常に考えながらショットを打つ必要があります。

自信を持ってショットできる状況以外では、自分のミスの可能性を考えながら攻め方を変えるだけでトラブルを回避できる確率がグンと上がります。

ピンを直接狙えばバンカーや難しいアプローチが残ってしまうリスクがあります。
一方、左側のルートでは、グリーンを外してでもトラップがなく、縦横のミスに対しても許容範囲が広がりリスクを抑える事ができます。
グリーンに向かって打つショットの攻め方・マネジメント術
2. パッティング
100切りでは目標である18ホール99打のうち、36-45打程度がパット。
つまり、スコアの30−40%がパットになります。
これだけでもパットの重要性はなんとなく分かるのですが、100を切るためにはどのように考え、どのようにすれば良いかがよく分かりませんよね。
この項では、100切りを容易にするためのパットの考え方とパッティングのスキルを紹介します。
2-1. 3パットを減らす

100切りが目標であれば、何ホールか3パットしても全く問題はありません。
18ホールをボギーオンで考えるなら、9ホール程度は3パットでも構いません。
とはいえ、3パットを2パットに換える事ができれば100切りはものすごくカンタンになります。
3パットを減らすにはパットの距離感が最も重要
ゴルフをあまりやらない人でも、50cm程度のショートパットを入れたり、2メートルくらいのパットをカップに近づけることは比較的容易にできてしまいます。
3パット、4パットになってしまう一番の要因は、4-5メートル以上のミドル・ロングパットの距離感が合わないこと。
極端にパットをショート・オーバーしてしまうと、次のパットも自信を持って打てなくなってしまいます。
一方、距離感が合ってくると、たとえボールを思った方向に打ち出せなくてもボールはカップの数十センチ以内に止まってくれるようになります。
距離感は知識と経験で養えるスキル
長くゴルフをやっている人は、経験しながら知識が蓄積していき、感覚となっていきます。
とはいえ、100切りを目指す段階ではそこまでのラウンド経験も、グリーンでの練習経験もあまりありません。
その上でミドル・ロングパットの距離感を合わせられるようになるには、その方法を知っておくのがイチバンです。
2-2. ボールにラインを引く

ボールにラインを引くのは多くのプロや上級者もやっているのですが、100切りを目指すゴルファーはあまりやっていません。
ボールにラインを引くだけで、驚くほど方向性が良くなります。
コレは、プロや上級者だから必要なのではなく、よりハンディキャップが高い層にこそ有効なテクニックです。
まっすぐ構えられない
ゴルフは体の正面ではなく、横方向にボールを打ち出すスポーツ。
そのため、パットでもショットでも、打ちたい方向に立つことが非常に難しいのが特徴です。
自分はまっすぐ立っているつもりでも、コースで後方から写真を撮ってみると愕然とする事がよくあります。
ボールにラインを引くと、まっすぐ立つ事ができるようになるのと同時に思った方向にボールを打ち出しやすくなります。
買ったボール全てにラインを入れる
ボールを購入したら、ゴルフ場に行く前に6-8個程度のボールにラインを引いておきましょう。
ラウンドがスタートすると考える事が多く、クラブ選びやショットで忙しくなってしまいます。
そのため、ラウンドしながらボールにラインを引くのはかなり難しくなります。
なので、最低でも、スタート前までにボールのライン引きを終わらせておきましょう。
ラインは本当に意味があるのか?
多くのプロがボールにラインを引いている事実はもちろん、個人的な経験からもボールにラインを引く効果は絶大です。
数あるゴルフティップスの中でも、最もコスパ良くスコアを縮められるのがボールのラインです。
ボールへのライン引きはゴルフのルールで許可されているものなので、有効に活用しましょう。
2-3. アームロックで打つ

アームロックと聞いてもピンとこない人も多いと思います。
アームロックとはパッティングスタイルの一つで、リードアーム(左腕)とパターシャフトを一体化するパット技法の一つです。
手首や腕が悪さをするとパットが安定しない
パッティングは手・腕・体を一体化して安定性を高め、ボールをカップに入れるショット。
そのためには、狙った方向と距離でボールを転がす必要があるので、毎回同じストロークで打てることがパット状態のカギになります。
とはいっても、実際のパッティングでは緊張やグリーンの状況によってイメージ通りにボールを転がすことがとても難しくなります。
その中でも最も多いミスの一つが、手首や腕が余計な動きがミスショットに繋がってしまうパターン。
このミスを減らすだけで、パットスコアは劇的に改善します。
練習しなくてもパットが上手くなる!?
100切りを目指すゴルフではカンペキなパッティング技術を身に付ける必要はありません。
プロゴルファーのように毎回同じストロークでパットを安定させるには、長時間の練習と長年の経験が必要になります。
パッティングでは技術や練習ももちろん大事ですが、その前に必要なのがパッティングに関する正しい知識。
100切りを達成するには、パターマットでひたすら練習するよりもこの方法を習得する方が圧倒的にコスパが高いです。
アームロックパッティングの方法
ここで紹介するアームロックは、専用のアームロックパターを買う必要はありません。
今持っているパターで、アームロックが使えます。
3. ショットマネジメント
ショットマネジメントはショットに対する考え方です。
想像しているイメージと異なるかもしれませんが、100を切るためには、ナイスショットはほとんど要りません。
ドライバーを真芯で捉えてスッ飛んでいくボールをみるのもゴルフの楽しみではありますが、ある程度スコアがまとまらないとゴルフ自体が面白くなくなってしまいますよね。
100切りに必要なショットの考え方は4つ。
- 7割ショットでミート率を高める
- 正しいアドレスで方向性を高める
- アプローチ練習が全て
- バンカーからは出すだけでOK
状況に合わせて適切なショットを選択できるようになるだけで、100切りがとてもカンタンになります。
3-1. 7割ショットがナイスショット

ショットは、100%ではなく60-70%程度の力感で打ちます。
100切りを目指すには、狙った場所にボールを運び、ピンをデッドに狙っていく必要はありません。
ショットで最も避けたいのはダフりやチョロで1打を損してしまうこと、ドスライスやチーピンでOBになってしまうことです。
優先順位は、
- ボールが前にすすめばナイスショット
- バンカーや池といったハザードを避ける
- グリーン方向にボールを打てる
こういったショットは、100%の力でマン振りするよりも、60-70%のショットの方が圧倒的に成功確率が高くなります。
60-70%のショットでナイスショット率が激アップ
ゴルフクラブは100%の力で振ってしまうと、どうしてもミスが起こりやすくなります。
たとえば、ゴミ箱に丸めた紙を投げいれるのに思いっきり投げることはありませんし、バスケットボールのゴールにボールを入れるのにも、思いっきり投げることはありません。
ゴルフは狙ってボールを打っていくスポーツなので、100%の力でスイングするよりも6-70%の力で狙いながらスイングする方がスコアを作る上では圧倒的に有利になります。
実際、プロや上級者でも18ホール全ショットをフルスイングする人はいません。
だいたい、60-70%の力感でコントロールできる範囲のショットをしています。
方向性と距離感を同時に手に入れられる「ライン出しショット」
6-70%のスイングでボールをコントロールするには「ライン出しショット」を習得するのが100切りの最短距離です。
飛距離よりもコントロールを優先するショットが打てるようになると、フルショットやハーフショットの安定性も上がります。
ライン出しショットの考え方と実践法
3-2. アドレスで目標方向を向く

100切りを目指すためのショットマネジメントで最も大事なポイントの一つが、アドレス。
アドレスとは目標方向にたいして正しくスタンスを取ることです。
実は、アドレスは上級者でもよくチェックしているポイントになります。
というのも、上級者だけでなく、初・中級者のミスの多くはミスショットの原因がショット自体ではなく、アドレスが原因になっている事が多いからです。
コースではスクエアに立つのが難しい
練習場ではまっすぐに立ってまっすぐに打てるのに、コースに来るといつも右を向いてしまうなんて経験があると思います。
練習場と同じようにスイングしているにも関わらず、チーピンやスライスがでてしまうのはスクエアに立てていない事が原因です。
練習場ではガイドラインとなるマットや機材があるので、カンタンにボールに対してスクエアに構えることができます。
ミスショットの原因は打ちたい方向とスタンスの違い
コースではガイドとなる線は一切無く、景色や傾斜によってまっすぐの感覚を狂わされてしまいます。
その結果、向いてる方向とボールを打ちたい方向がズレてしまうので高確率でミスショットになってしまいます。
練習場で、いつもよりも30°くらい右を向いて構えてから、まっすぐにボールを打ってみると感覚がよく分かると思います。
体が詰まってチーピンになったり、フェースを合わせようとしてスライスになってしまいます。
コースでスクエアに立つ方法
コースでスクエアに立つには、「スパット」を利用するとスクエアに立ちやすくなります。
さらに、ボールとスパットに対してスタンスを取るところまでを一連のルーティン化しておくと、コースでのミスショットが激減します。
3-3. アプローチ練習が全てのショットをよくする

100切りを目指すゴルフでは100ヤード以内のショットが、30-50%を占めます。
100ヤード以内のアプローチをグリーンに乗せられるようになってくると、100切りがカンタンになっていきます。
ウェッジは最も難しいクラブの一つ
ウェッジ(48/50/52/54/56/58/60)は、フルショットができる5-Pアイアンと違ってコントロールショットでグリーンを狙うクラブです。
コントロールショットは振り幅や力感で距離を打ち分ける必要があるので、練習と経験が必要になります。
ウェッジは奥が深く、一朝一夕でマスターできるモノではありません。
100切りゴルフでは、ウェッジに関して習得すべきはたった1点。
スイングを緩ませないことです。
緩まないアプローチ
緩むとは、スイング中にクラブが解けて減速し、コントロールできないようになってしまうこと。
スイングが緩んでしまう原因はいくつかあるのですが、頭で考えるよりも体で覚える方が早いのがスイングの緩みです。
スイングの緩みがクセになってしまうと、ゴルフの上達はどこかで必ず頭打ちになります。
一方、アプローチから緩みの無いスイングができるようになると、ゴルフは驚くほど早く上達します。
緩まずアプローチする方法
100%緩まないシャープなスイングを習得する必要はありませんが、緩まないアプローチができるようになるだけで、アプローチでの「ザックリ」や「ダフり」のミスが激減します。
3-4. バンカー練習

100切りを目指すにあたってどうしても避けて通れないのがバンカー。
バンカーショットからボールの距離感をコントロールするのは上級者でも困難です。
なので、100切りを目指すゴルフではバンカーからの脱出が最優先。
ピンの位置や距離感は一旦無視して、「バンカーから脱出することだけ」を考えます。
バンカーからのショットをコントロールするのは非常に難しいですが、バンカーの打ち方さえ知っていれば脱出するのはカンタンです。
1発でバンカーから脱出できれば大叩きにならない
バンカーでは、普通にショットをしようとするとほぼ間違いないなく失敗します。
なぜなら、普通のショットではクラブのリーディングエッジが砂に突き刺さってしまい、クラブが深く潜って行ってしまいます。
その結果、ボールに力が伝わらないためボールが飛びません。
バンカーショットでは、クラブのソールを滑らせて砂を飛ばすことでボールも一緒に飛んでいきます。
バンカーから1発で脱出する方法
バンカーショットで覚えておくことは2つだけ。
- フェースを開く
- ボールを直接打たない
コレができるようになると、とりあえず脱出することができるようになります。
4. ゴルフクラブ
100を切るレベルではゴルフクラブは関係無いと思われがちですが、ゴルフクラブは重要。
最短で100切りを達成するためには、ゴルフクラブに対しても考える必要があります。
4-1. 難しいクラブを使わない

ゴルフをはじめるときには、親が使っていたクラブや、友人や上司にもらったクラブを使う事が多いと思います。
100切りくらいまではそのクラブを使い続ける事が多いのですが、極端にハードスペックなゴルフクラブを使っている事があります。
簡単なクラブであれば100切りの段階では問題はありません。
ところがハードスペックなゴルフクラブだと、問題が起きてしまいます。
一般的にオーバースペックなクラブを使ってしまうと、極端に球が上がらなかったり、スライスばかりしてしまうようになります。
オーバースペックの見分け方
若くて力があったり、センスが良かったりと、一概にオーバースペックかどうかを判断することは難しいです。
なのですが、一般的には
- 重すぎるクラブ
- 固すぎるシャフト(xフレックスなど)
- 難しすぎるヘッド(キャビティ、マッスルバックなど)
といったクラブであれば、一旦クラブのスペックを下げる方が良いでしょう。
4-2. クラブの距離を把握する

100を切るためには、ハザードのリスクを避けながらショットをする事が重要になります。
最近ではカートナビ、GPSやレーザー距離計などで、
- 絶対に林に入らない距離
- バンカーまで届かない距離
- 池を越えるための距離
といった情報を簡単に知ることができます。
こういった距離表示を使ってハザードを避けられるクラブを選ぶだけで、スコアがまとまるようになっていきます。
コースごとにショットの組み立てを考えるのも、ゴルフの楽しみの一つです。
最近では距離情報をカンタンに見ることができるようになってはいますが、自分のショットの距離をしっておかないと意味がありません。
番手ごとの距離を知っておく
番手ごとの距離を知るためには、弾道測定器が使える練習場がオススメです。
5. その他
ゴルフの基本的なスコアアップティップス意外にも、100切りに役立つアイデアをいくつか紹介します。
5-1. 距離計を使う

距離計とは、レーザー距離計やGPSといった、コースで距離が測れる機器です。
カートに付いているGPSナビでも問題ありませんが、ボールの位置から正確な距離が分かると自信を持ってショットできます。
また、計測した距離と結果を見ることを積み重ねていくため、上達スピードも速くなります。
レーザー距離計やGPSは上級者が使うモノと思ってしまいがちですが、100切りを目指すゴルファーにとっても大きなメリットがあります。
長く使えるモノなので、早めに持っておいて損はありません。
5-2. 同じコースを回る

ゴルフのスコアを良くするには、できるだけ同じコースを回ることです。
同じコースを回ると、毎回別のコースを回るよりも経験値が貯まりやすいので上達スピードが速くなります。
たとえば、
- 前回7番で届かなかったショートホールを6番で打つ
- ドライバーでナイスショットしたのにOBになったので5Wで打つ
- ドッグレッグホールでOBになってしまったので届かない番手で打つ
といった感じで、前回の経験を活かしてラウンドすることができるからです。
引っ越したばかりの知らない街よりも生まれ育った街の方がスムーズに移動できるように、景色や雰囲気が記憶に残っているコースで回ると100切りの達成確率は上がります。