ゴルフボールにラインを引く商品はラインマーカーとよばれています。
ボールにまっすぐの直線や十字線を書くことでターゲットに対して構えやすくするための効果があります。
プロでも多くのプレイヤーが取り入れていることもあり、我々アマチュアゴルファーでもボールにラインを入れる人が多くなりました。
個人的にも10年ほど前からボールにラインを引くようにしており、ティーショットやパッティングに活用しています。
トッププロ達も取り入れているだけあってラインマーカーの効果は小さくなく、線入りと線無しのボールでは最低でも3打-5打の違いが出ると感じています。
ラインマーカーはゴルフショップやネットショップでたくさんの種類から選ぶ事ができますが、逆に多すぎてどれを選べば良いかよく分からなくなってしまいますよね。
そこで、この記事では個人的な経験も加味した上で、どのようなラインマーカーが使いやすくどんな基準で選べば使いやすいラインマーカーが選べるのかを解説していきます。
おすすめのラインマーカーはコレ!
個人的に、今一番のオススメはコレ。
理由はシンプルで、360度のラインが引けるからです。
一般に販売されているテンプレートは120-180度程度しかラインを引くことが出来ません。
実際にグリーン上にボールを置くと180度のラインではターゲットまでのラインが曖昧になってしまいます。
一方、360度ラインの方はハッキリとターゲットまでのラインが見えるようになります。
もちろん、360度に引かれたラインが邪魔に感じてしまう上級者もいると思いますが、ほとんどのゴルファーにとってパッティングラインが明確化されるメリットの方が大きいと思います。
ラインを引くマーカーはSharpie(シャーピー)
Sharpie(シャーピー)は米国製のただの油性マーカーですが、
- 速乾性
- 耐久性
- 発色
と、ラインマーカーでゴルフボールにラインを引く事に関しては120点満点。
ほとんどのラインマーカーテンプレートにマーカーが付属していますが、ペン先が雑でキレイな線が引けずに滲んでしまったりかすれてしまったりとほぼ使いものになりません。
どうせ買い直すことになるので、はじめから買っておく方が快適です。
ここで紹介している小型でリングホルダーに掛けられる形のシャーピーは、現在日本では単体で手に入れる事ができません。
そのため、上記のようなセット商品から購入するのが手っ取り早いです。
色は青、緑、オレンジ、ピンクなど何種類かのセットから選ぶ事ができるので、見やすい色のセットを選んでください。
ラインマーカーを選ぶポイント
ラインマーカーを選ぶにはいくつかのポイントを考慮する必要があります。
ゴルフショップやネットショップではたくさんの種類のラインマーカーが売られており、値段も計上も異なります。
そのなかでも、いくつかのポイントを押さえておくと使い勝手が良く失敗しないラインマーカーを見つけやすくなります。
引きたい線のテンプレートを選ぶ
まず、ラインマーカーを選ぶにあたって最も重要なのがボールに引くラインのイメージ。
ラインマーカーはテンプレートによってさまざまな種類のラインを引く事ができますが、あらかじめボールに引きたい線をイメージした上でラインマーカーを探すのが重要です。
商品ページにボールにラインが引いてあるイメージが掲載されているとイメージしやすくなりますね。
ちゃんと固定できる形状と素材を選ぶ
ラインマーカーはどれも同じような製品に見えてしまうので、ついつい値段の安いものを選んでしまいがち。
ところが、実際にラインを引いてみようとするとテンプレートがボールにうまく固定できず、ラインが引きづらい製品も多くあります。
特に、材質が薄く柔らかいモノや小型のテンプレートには注意が必要です。
オリジナリティを出せるとベター
アライメント用のラインに加えてラインの色やワンポイントのマークなど、オリジナリティを入れておけると一目で自分のボールだと認識できるのでラウンド中の進行もよりスムーズになります。
ペンは上で紹介しているSharpie(シャーピー)の青、緑、オレンジ、ピンクなどを利用するとオリジナリティが出せます。
また、テンプレートの種類によってはワンポイントを書き込むためのテンプレートがあったりもします。
ゴルフボールにラインを引く3つメリット
そもそもゴルフボールにラインを引く大きな理由は以下の3つです。
パットの方向性
まず、一番の目的がラインを正確に目標に向けることでパットの方向性を上げミスパットを減らすこと。
せっかくグリーンの傾斜を正しく読めていて正しくストロークできたとしても、打ち出す方向が間違っていてはボールはカップインしてくれません。
そのため、まずはボールを打ち出す方向を正しい方向に確実にセットすることで、カップインする確率を上げるのがゴルフボールにラインを引く一番の目的です。
アドレスの確認
ボール上のラインは、アドレス時に正しく構えやすくなるメリットがあります。
練習マットと異なり、緑の芝一面のグリーン上で狙った方向に正しく構えるのは想像している以上に簡単ではありません。
そのため、ボール上のラインがあるだけで圧倒的に正しい方向に対してアドレスしやすくなるメリットがあります。
マイボールの判断
ボールにラインを入れておくだけで、自分のボールの判断が付きやすくなります。
同伴者が同じメーカー・ブランドのボールを使っている場合は、ラインが入っているだけで自分のボールが一発で見分けが付きます。
また、ラフやペナルティエリアに他のパーティーのボールやロストボールなどがあっても誤球のリスクが少なくなるのもメリットです。
ラインマーカーの種類
ボールに線を引く製品はいくつかありますが、基本的にはプラスチック系のテンプレートをガイドラインにマジックで線を引く形状がほとんどです。
その中でも、テンプレートの種類にいくつかのタイプがあります。
縦線型
縦線型のテンプレートは最もシンプルなタイプで、1本や3本のラインを引けます。
形状もシンプルで価格も安いものが多いので、シンプルなラインだけでOKな人におすすめです。
縦線+横線複合型
複合型のテンプレートは縦線と横線の組み合わせのタイプ。
製品によって形状が若干異なりますので、引きたいラインに合ったテンプレート選ぶのがポイントです。
人によっては横線がフェースをスクエアに構えやすく感じることもあるので、ラインの形状が構えやすそうに見える人にはおすすめです。
マーク型
マーク型のテンプレートは、型どおりに塗りつぶすことでボールにアルファベットやマークを書き込むことができるタイプ。
シンプルにマークだけボールに書きたい、ラインに加えてワンポイントマークを付け足したいといった人におすすめです。
ラインマーカーのおすすめ5選!
UYTON : 360度ゴルフ マーカー
360度のラインが引けるのが最大のメリットで、もちろん180度のラインや三本線、横線もOKのテンプレートです。
強度もしっかりあってボールをガッチリ固定できるので、360度ラインを引く際にテンプレートを回転させてもテンプレートが全くズレないのがGOOD。
一方、付属のペンは質が悪いのでSharpie(シャーピー)ペンなどを利用するのが良いでしょう。
Vevesoas : テンプレート4個セット
値段もリーズナブルでテンプレートが4つ付いているので、とりあえずはじめてのラインマーカーならコレを買っておけば失敗しません。
素材の強度もそれなりにシッカリとしているので、慣れればラウンド中でもズレずにラインを引くのに問題はありません。
4種類のテンプレートでいろんなラインを引く事ができるので、シンプルなラインを引いてみたりラインを全部引いてみたりといろいろ試してみるのにオススメです。
付属のペンは質が悪くかすれやにじみでストレスが溜まりますので、Sharpie(シャーピー)ペンを合わせて利用するのがオススメです。
BIRDIE79 : BIRDIE79
360度ライナーの米国ブランド高級版。
そもそもはこの商品が360度ライナーのオリジナルだったと思うのですが、日本で発売されたときには5,000-7,000円程度で販売されていました。
米アマゾンでは今でも売上げランキング上位の人気商品で、調べてみたところ現在は売り切れでした。
360度のラインが引ける機能に変わりはありませんが、360度ラインを求めていて、なおかつ質感や高級感が欲しい方はコレ。
RemarksJapan : ゴルフ ボール ライン マーカー
スプリング式でボールをキッチリ固定してラインが引きやすいラインマーカー。
ラインも、オーソドックスな縦+横複合型なので使い勝手も良いです。
台座がベルトクリップになっているので、ベルトに挟んでスペアボールホルダーとして使う事ができるアイデアもGOOD。
その反面、腰やベルトに距離計やこういったホルダーを付けるとスイングの邪魔に感じてしまう人にはあまりオススメできません。
ライト(LITE) シャービーミニ
とりあえずひとつ持っておいて損はありません。
ボールにマークすることもできますし、簡易テンプレートも付いているのでラインも引けます。
使い勝手の良いリングホルダーが付属しているので、キャディバッグに引っかけておけば急いでいる状況でもすぐにボールにマークすることができます。
また、付属しているシャーピーミニは超優秀で、ゴルフボールへのラインやマークは一瞬で乾きます。
また、雨で濡れても一切にじまず精細なラインを引く事ができます。
個人的にももう10年以上使用している超お気に入りです。
ラインマーカーに関するよくある質問と回答
ゴルフボールに線を引くのはルール違反にならない?
なりません。
現在では多くのプロゴルファーでもボールにラインを引いており、その効果は実証されています。
ボールにラインをうまく引く方法はありますか?
あります。
ラインがうまく引けない原因は大きく分けて2つあり、ひとつはテンプレートがズレること、もう一つはペンの品質が悪いことです。
できる限りしっかりと固定できるテンプレートを選び、ペン先がしっかりとした品質の良い油性マーカーを使う事でうまくラインを引けるようになります。
ボールに引いたラインを消す方法はありますか?
あります。
ほとんどの場合除光液やシンナーを付けて布で拭き取ることができます。
ラインマーカーの多くは油性マーカーで、ゴルフボールの表面の材質であるウレタン・エストラマーに付着している状態なので、溶かして拭き取れます。
あらかじめラインが引かれたボールはありませんか?
あります。
各メーカのさまざまなブランドから、ラインがあらかじめプリントされたボールが発売されています。
ラインの形状帯状や3本線、矢印形などいずれもキレイなプリントになっているので好みのラインを選べます。
→ https://amzn.to/43uAGGV