年間平均スコアで100を切れるゴルファーの割合は31.2%です。(GDO調査 – n=1545)

100切りはゴルフを始めて最初の目標になりますよね。
フロックで100を切れることはあっても、年間の平均スコアが100切りできるゴルファーは意外と少ないことが分かります。
100切りを達成するまでの時間
ラウンド数から見ると、45%程度が10-30ラウンドと最も多く、平均すると17ラウンド程度となります。
ゴルフを始めてから
- 月1のラウンド
- 1年程度
で、多くの人が100切りを達成するといった結果になっています。
100切りとは
100切りとは18コースの打数を100未満でホールアウトすることです。
ゴルフはパープレイ(全てパー)で上がれば、18ホールでスコアは72。
ボギープレイなら90、ダブルボギープレイなら108です。
18ホール全てパー | 全てボギー | 全てダブルボギー | |
スコア | 72 | 90 | 108 |
スコアだけで考えれば、
- 9ホールをダブルボギー以下のスコア
- 9ホールをボギー以下のスコア
で、ホールアウトできれば、100切り達成となります。
数字だけを考えれば簡単そうに聞こえてしまうのですが、実際にラウンドしてみるとかなり難しい事が分かります。
特に、初心者のうちは120-130くらい打ってしまうこともあります。
そのため、スコア的にも技術的にもキリのよい、「100切り」を最初の目標とするゴルファーが多くなります。
100切り達成までの時間は、30%程度が1-3年と最も多く、平均すると4年程度となっています。(ゴルフライブ調査 – n=3313)
100切りを達成するためのコツ
100切りを最速で達成するにはいくつかの方法があります。
いくつかのポイントを押さえておくと100切りの難易度が格段に下がります。
もちろん、ひたすら練習をするのも良いのですが、ここではラウンドでの注意点を3つ紹介します。
- 目標方向に対してスタンスを取る
- マン振りしない
- アプローチウェッジをキレイに打とうとしない
目標方向に対してスタンスを取る
信じられないかもしれませんが、100を切れない多くの人はボールを打ち出したい方向に対して正しく立つことができていません。
いくらナイスショットを打てたとしても、
- OBゾーンに向かってまっすぐ打ってしまう
- そもそもスライスする構えになっている
といったミスが原因が、スコアを崩してしまう大きな要因になってしまいます。
目標方向に対して正しく構えられるだけでスコアは大きく改善します。
スパットを見つけてアドレスを取る
スパットとは、コース内にある
- ディボット
- 芝のゴミ
- 色が違う芝
など、アドレスの基準となる目印の事です。
- スパット
- 自分のボール
2つの目標を見せない線で繋いで、目標に対して正しくアドレスするためのテクニックです。
マン振りしない
テレビや動画を見ていてると、プロゴルファーや上級者はボールを思いっきり引っ叩いているように見えます。
ところが、彼らは実際には6-7割の力感でスイングをしています。
ミスショットの最も大きな要因は、スイング中にムダな力が入ってしまうことです。
スイングの始動からフィニッシュまでフルパワーで打つ(マン振り)のではなく、
- 力を抜く場所
- 力を入れる場所
を理解していくことで、ミスショットの許容範囲を狭めることができるようになります。
アプローチウェッジをキレイに打とうとしない
アプローチとはグリーンに向かって打つショットの事ですが、ここでは比較的距離の短い0-30ヤード程度のアプローチ。
この距離のアプローチで多いのは「ザックリ」や「トップ」、「シャンク」のミス。
ザックリやトップでミスをしてしまうと、いくらドライバーやセカンドがナイスショットだとしても、テンションがものすごく下がってしまうもの。
プロのように「カツン」と打って「キュキュッ」とスピンのかかるアプローチに憧れるのはとてもよく分かります。
100切りに必要なのは、
- ザックリやトップのミスを避けること
- とりあえずグリーンに乗ること
の2つ。
コレだけでトリプルボギーやダブルパーといったビックスコアを避けることができるようになります。