ゴルフクラブって一本一本は軽いんですが、14本をまとめて持ち歩かないといけないんで重いんですよね。
テレビでプロが使っているような、デカくてガッチリしたツアーバッグは見た目はかっこいいんですが、なんといっても重い。クラブの重さとバッグの重さを足すと10キロを超えてしまいます。
そこでおすすめなのがスタンド式のキャディーバッグ。
軽いだけでなく、機能性や見た目もかなりイイです。
一昔前はスグに破れてしまう安っぽい輸入製品しかありませんでしたが、最近はメジャーメーカーなどの人気ブランドも力を入れてきています。
次のキャディーバッグにスタンド式を検討しているなら、この5つのモデルは要チェックです。
スタンド式キャディーバッグのメリット
スタンド式バッグのメリットはザックリ3つ。
- 軽くてコンパクト
- スタンドで安定自立
- 旅行ゴルフにピッタリ
軽くてコンパクト
やっぱり軽いのは助かります。
ゴルフは練習でもラウンドでも持ち運びが必要になるので、少しでも軽い方が助かりますよね。
また、家に置いておく際にも大きなバッグよりもコンパクトなバッグの方がジャマになりません。
スタンドで安定自立
ゴルフクラブを入れると10kgくらいの重量にあるゴルフバッグですが、横から少し力を掛けるとカンタンに倒れてしまいます。
倒れてしまうとクラブが破損したりキズが付いてしまうこともあるので、バッグを置く場所は意外と神経を使うんです。
スタンドバッグはスタンドの脚2本とバッグの底面の計3点で支えるのでカナリ安定します。
練習場やラウンドだけでなく、移動の際にちょっと置いておきたいときも少し傾けるだけでスタンドが出てきてしっかり自立してくれるので安心です。
ゴルフ旅行にピッタリ
国内外のリゾートに行くときには、ゴルフバッグを持っていくことも多いと思います。
飛行機に乗る際には、重量制限があるので気になりますよね。
旅行はスーツケースとゴルフバッグの両方を預ける必要があるので、少しでも軽くしたいところ。
重量量制限が厳しいLCCはもとよりレガシーキャリア(ANA,JAL)でも20kg程度までの制限があるので、少しでも重量が軽くなるスタンドバッグは助かります。
キャディーバッグの種類
そもそも、ゴルフバッグは大きく分けて2つの種類があります。
カートタイプとスタンドタイプです。
カートタイプが大きくてゴツい、プロゴルファーが使っているようなバッグ。
スタンドタイプが脚が付いていて、3点自立するタイプのバッグです。
カートタイプのメリットとデメリット
- 大きく収納が多いので、ゆったり使える
- 丈夫なつくりになっているので、クラブを守れる
- フォーマル感があるので、仕事ゴルフには○
カートタイプのメリット
カートタイプのメリットは、荷物がたくさん入るのでゆったり使えること。
ゴルフバッグは小物類を前面のポケットに入れておくことができるのですが、カートタイプの収納はかなり大きく、ペットボトルがすっぽり入ってしまうくらいの大きさがあります。
また、つくりもしっかりとしているので潰れにくいのもメリット。
大人数でのゴルフなどでは車のトランクにガンガン詰め込まれてしまうので、クラブをしっかり守れるのはメリットです。
また、見た目がしっかりとしているので、仕事の付き合いや取引先と人とのゴルフでは「ちゃんとしている感」があってgoodです。
カートタイプのデメリット
- 大きく重量があるので、移動する際には不便
- 収納が多いので、クラブや小物を入れて「物置化」してしまう
- ガチ感がでてしまう
まず、カートタイプのデメリットは、なんといっても重いこと。
家からの移動やクラブハウス、練習場など、バッグを持って移動する際には、カートタイプのバッグは想像しているよりも重いです。
ある程度体力に自信がある2-30代であれば問題はありませんでしたが、30代中盤を過ぎたあたりから軽いスタンドバッグが欲しくなってきました。
つぎに、カートバッグは収納ポケットが大きいので、シューズ、ティー、ボールなどの小物をゴチャゴチャに入れてしまいがち。
しかも、容量に余裕があるのでずっと入れっぱなしにしてしまうんですよね。
カートタイプを使っていた頃は、数年前のスコアカードが収納ポケットから出てくるなんてことは日常茶飯事でした。
最後にデメリットをあげるなら、「ガチ感」でしょうか。
特に、「タイトリスト」「テーラーメイド」「キャロウェイ」といったロゴがドンと入ったカートバッグは、ガチでやっている感、いわゆる「ガチ感」が出てしまうんですよね。
週5で練習場に通うような上級者であれば良いんですが、「バッグだけしっかりしていていても、、、」と感じてしまうなら、控えめなバッグが良いでしょう。
スタンドタイプのメリットとデメリット
スタンドタイプのメリット
- 軽いので、持ち運びがラク
- 3点で自立するので、安定感抜群
- 最近の流行 笑
まず、スタンドタイプのバッグのメリットは、軽くて持ち運びがラクなこと。
今までカートタイプを使っていてスタンドタイプを初めて買うなら、軽さにビックリすると思います。
ゴルフ場からの帰りは特に疲れているので、軽いスタンドタイプのありがたみが身に染みます。
つぎに、スタンドがバッグを支えてくれる安定感。
二本の脚がガバッと開いてバッグを支えてくれるので、結果的にカートバッグよりも安定して置くことができます。
少し目を離したりバッグを置きっぱなしにするときにも神経質になる必要がないのは助かります。
最後は、「人気がある」ということでしょうか。
最近はスタンド式のバッグに人気がでてきているので、メーカーも力を入れて作っています。
その分、質もデザインも良くなっており、結果として選択肢が豊富になっているのはうれしいですね。
スタンドタイプのデメリット
- 素材が柔かいので、クラブが破損する危険がある
- ヘッドカバーが薄い素材なので、クラブにキズが付きやすい
- ポケットが小さいので、収容力が低い
まず、スタンドタイプのデメリットは軽い分素材が柔らかいので、潰れやすいこと。
クラブのカーボンやスチールは思っているよりも簡単に折れてしまうので、上に重い物を載せたりしないように気を付ける必要があります。
そして、多くのスタンド式バッグではヘッドカバーが取り外しと収納ができるように、薄い布地の素材を使用しています。
重量が軽くなるのは利点ですが、むき出しになるクラブフェースを守ってくれません。
アイアンのアタリキズが気になる人は、カバーなどで対策をする必要があります。
また、スタンドタイプの収納ポケットはコンパクトに作ってあるので「ゴルブボール1ダース」「ペットボトル」といった大きめの道具が収納できないことがあります。
モデルによっては収納できたり、サイドポケットが大きくゴルフシューズが入れられるようなタイプもあるので、購入前にチェックしておきましょう。
スタンド式キャディーバッグの選び方
スタンド式のキャディーバッグを選ぶ時のポイントは3つあります。
- デザイン
- メーカー
- 肩掛けの種類
- ポケットの大きさ
1. デザイン
恐らく一番重要なのが「見た目」ですよね。
「かっこいいな」「かわいいな」「使いやすそうだな」といった、フィーリングがいちばん重要です。
どのモデルもそこまで機能性が変わる製品では無いので、見た目を重視しましょう。
2. メーカー
次にメーカー。
メーカーは大きく分けると、
- ゴルフメーカー
- スポーツメーカー
- アパレルメーカー
の3つがあります。
ゴルフメーカーは「タイトリスト」「テーラーメイド」「キャロウェイ」といったブランド。
手持ちのクラブメーカーと同じモノにすると、一体感がでてピッタリです。
スポーツメーカーは「NIKE」「PUMA」「UNDERARMOUR」などのブランド。
若くてスポーティーな感じを出すのにおすすめです。
アパレルメーカーは「ルコックスポルティフ」「パーリーゲイツ」などのブランド。
オシャレ感が出るので、他の人とちょっと違った感じを出したならおすすめです。
3. 肩掛けの種類
スタンド式のバッグには持ち手が2種類あります。
- ショルダー型
- リュック型
ショルダー型は、いわゆる「ふつうのゴルフバッグの肩掛け」です。
コンパクトなスタンド式で使うため、カートタイプよりも持ちやすく感じます。
リュック型は、バックパックのように両肩でバッグを担げるようになっている肩掛け。
バッグを担いでセルフのラウンドをする海外スタイルのための肩掛けですが、片方の肩だけでも担ぐことができるようになっています。
日本ではほぼ必要ありませんが、見た目がオシャレですね。
4. ポケットの大きさ
ポケットの大きさも、モデルによって若干違います。
特に、カート式から買い換える場合には、グッと容量が小さくなるので注意が必要です。
個人的にはサイドポケットにシューズを入れる事が多いので、サイドポケットに余裕があるモデルを選ぶようにしています。
人気のキャディーバッグ5選
- [オークリー]キャディーバック BG STAND 12.0 921398JP
- 2.6kg
- 4点
- 安い
- シューズが入る
- かぶるかも
- 色でカバー
個人的に使ってておすすめなのがサングラスメーカーのOAKLEY(オークリー)。
見た目もシンプルで軽く、練習場でもラウンドでも他の人と被ったことがほとんどありません。
壊れるまで使うつもりですが、「またコレでいいな」とおもえるバッグです。
- [アンダーアーマー] ゴルフキャディバッグスタンドタイプ(ゴルフ/キャディバッグ) UAゴルフキャディバッグスタンドタイプ
- 3.22kg
- 1点
- ゴルフブランドじゃ無い
- サイドポケットがタイトなので靴は入らない
スポーツメーカーである「アンダーアーマー」のスタンド式バッグ。
スタンド式としては少し重めですがつくりはしっかりしていて、カートタイプとスタンドタイプの中間のような感じ。
スタイリッシュですが固めの素材のため、サイドポケットにシューズは入れる事ができません。
- [ニューバランス ゴルフ] キャディバッグ マルチパターンプリント 軽量
- 軽い 2.8kg
- 1点
- ガラが気になるかも
- ガチがイヤな人にはおすすめ
スポーツメーカーの「ニューバランス」のスタンド式バッグ。
女子プロが使っているので、テレビで見たことがあるかもしれませんね。
「マルチパターンプリント」を使った独特なデザインなので、どこに居ても一目で自分のバッグが見つけられます。
バッグだけでなく、ヘッドカバーからトラベルカバーまで用意されているので、統一感をだしてオシャレを楽しみたい人にはおすすめです。
- テーラーメイド Taylor Made キャディバッグ セレクトプラス スタンドキャディバッグ
- 2.3kg
- 4点
- 人気のテーラー、テーラーで揃えたい人のためのスタンド
- 仕切りが7つ(ふつうは5こ)
- 整理したい人はおすすめ
良くも悪くもアメリカンなデザインと質感。
とはいえ、そこはさすがにゴルフメーカーで、機能性は抜群。
グッと張り出した口枠のグリップはバッグを移動させるのにはすごく便利でです。
また、7分割で整理しやすいセパレーター、ドリンクポケット、グローブホルダーなどもゴルフメーカーならではの使いやすさです。
テーラーメイドのクラブを使っている人に使ってもらいたいスタンドバッグです。
- [ディスティニーコンセプト]DESTINY CONCEPT デュアル キャディバッグ DC303CB-DUAL セルフスタンドクラブケース 内蔵
- 3.6kg 1.2kg
- 1点
- 二役
- 両方持ち運ぶなら結局重い
- いろいろ悩んで後で後悔したくない人
1台2役のキャディーバッグがコレ。
スタンド型のケースはよく売っているんですが、このバッグは「合体」するタイプ。
アパレル系のブランドからもいくつか出ているのですが、驚くほど高額なんですよね。
それに比べるとこのモデルはかなりリーズナブル。
「カートタイプもスタンドもどちらも使いたいなー、、、」って人にはこれですね。
まとめ
- ブリジストンキャロウェイとガチバッグを使ってきたけど、今後はずっとスタンド
- 軽いのがいちばん
- 旅行にはバッグとエアとポールを買っておけば万全
個人的にずっとカートバッグを使ってきたこともあって、スタンドタイプに変えたときの快適さは感動モノでした。
やっぱり、軽いのは正義ですね。
20代の頃は体力も有り余っていたのでバッグの重さなんて全く気になりませんでしたが、今は1gでも軽くしたいです。笑
今後は、軽量のスタンドタイプを使っていくと思います。
最後に、旅行に行く際にゴルフバッグを持っていくこともあると思うのですが、素材とつくりが貧弱なスタンド型だとチョット不安ですよね。
特に、飛行機での移動だとバッグを預けてしまうことになるので何が起こっているのか全く分かりません。
また、飛行機でドライバーがポッキリ折れてしまったりすることもよくあります。
特に海外旅行だと、「飛行機では荷物をブン投げられるから注意が必要」なんて話も聞きますよね。
そこで、僕の旅行ゴルフセットを紹介します。
国内も国外も、何回もスタンドバッグで行っていますが、全く無傷です。