100切りに必要なパット数は?100切りパットの考え方と必須スキルを解説!

Hanzo

100切りを狙うのに必要なパット数の基準は、40-45パットです。

18ホールで100打するうちの、40-45パットと考えるとパットの割合はとても大きくなります。

  • 全ホールボギーオン(パー3で2オン、パー4で3オン、パー5で4オン)
  • 9ホールまでは3パットはOK

で、スコアが99と考えると、ちょっとイケそうかも、と感じますよね。

3パットはOK

ゴルフをはじめると雑誌を見てもうまい人のアドバイスでも、「3パット=悪」のように教えられると思います。

もちろん、良いスコアで上がるためにはできるだけ2パット以下で上がれるようにする必要はあります。

とはいえ、100切りを目指すレベルでは無理に平均2パット以下を目指す必要は全くありません。

2パットよりも、4パットしないことを目指す

4パットしないためには、カップを直接狙うのではなく、カップから1メートル以内の距離にボールを「止める」意識が最も重要です。

「絶対に2パットで入れないと!」と思うと、パットがプレッシャーになってしまいます。

2メートルのパットはプロでも60%程度しかカップインしません。

2-3メートルを超えるパットが残ったら、入れる事よりも寄せて止めること。

この意識だけでカンタンに2−3パットで収めることができるようになります。

全ホールでボギーオン

よく聞く言葉で「パーオン」があります。

パーオンは規定打数よりも2打少ない状態でグリーンに乗せることを指します。

それに対してボギーオンとは、パー3で2オン、パー4で3オン、パー5で4オンすることを指します。

上の図では、グリーンオンしてから2パットでボギーになる打数を表しています。

全ホール3パットで108、2パットで90

仮に、全てのホールでボギーオンできたとすると、ショットの合計スコアは54となります。

そして、全ホール3パットであれば54パット、2パットであれば36パットです。

それぞれを足すと、

  • ボギーオン+2パット=90
  • ボギーオン+3パット=108

となります。

ボギーオンさえできれば、9ホールは3パットしてしまっても100が切れてしまうんですね。

ボギーオンのメリット

ボギーオンの一番のメリットは「無理をしなくてもいいこと」です。

パー3で無理にワンオンを狙ったり、パー5のセカンドを無理に飛ばす必要はありません。

パーオンとボギーオンを見比べてみると、かなりヘタクソなゴルフに感じてしまうかもしれませんが100切りでは十分。

ミスショットが続いたとしてもOBさえしなければボギーオンできてしまう事が分かると思います。

ティーショットを打つ段階で、パー3なら2打、パー4なら3打、パー5なら4打でグリーンに乗せれば良いと思うと、

  • ナイスショットをしなければいけないプレッシャー
  • ミスショットでヘコみ、ミスが続く

といった状況を避けられます。

その結果、全体のスコアが収まってくるようになります。

9ホールまで3パットはOK

意外かも知れませんが、18ホール中9ホールは3パットしてしまっても100切りは達成できます。

パットは、

  • 「ミスをしないように!」といったプレッシャー
  • 「1パットでねじ込む!」といった無謀なチャレンジ

が、スコアを壊してしまう一番の要因。

グリーン上ではついつい、PGAの動画で観るようなミラクルパットを狙いに行きがち。

実際にはプロでもロングパットは10球に1球はいるかどうかといった確率です。

1パットで入れる事よりも、4パットせずに2-3パットでカップインできることが重要です。

2−3パットに収めるコツ

2−3メートルを超える距離では無理にカップインを狙いに行かず、カップの近くにボールを止める事に集中します。

100切りを目指す段階では、カップインは狙わずに次のパットで入れられる距離(1メートル以内程度)にボールを止める意識が重要です。

もちろん、その中でカップインしてしまうようなラッキーパットも出てきます。

また、イメージ通りにボールを転がすことできずに、ショート・オーバーして3パットしまうこともあります。

とはいえ、カップに寄せる意識を持つだけで4パットは確実に無くす事ができます。

40-45パットで収めるために必要なパットスキル

100切りでは40-45パットが目標になります。

つまり、

  • 9ホール2パット
  • 9ホール3パット

を狙っていくのが基本戦略となります。

この段階で重要なのは「パットの距離感」になります。

正確なパッティングストロークも、正確にまっすぐ転がす技術も、高価なパターも必要ありません。

「パットの距離感」さえ、なんとなく合わせられるようになれば十分です。

パットの距離感を合わせる方法

そして、距離感がなんとなく合わせられるようになってきたら、「方向性」をアライメントするスキルを身に付けましょう。

今よりも確実に3パットが減り、2パット、1パットでカップインできる確率が格段にアップします。

パットの方向性を合わせる方法

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